8月21日、かつらぎ町にて「ドローンプログラミング」を活用した先生方の研修を行いました。この研修は昨年から継続的に実施しており、今回も各学校から2~4名の先生方が集まりました。私たちHDL合同会社が提供する「CoDrone EDU」を使い、実際のプログラム演習を行い、今後の授業での活用方法について意見交換を行いました。
プログラム演習:実践的な体験で学ぶ
今回の研修では、50種類の飛行プログラムを用意し、先生方が実際にプログラムを動かして体験する形で進めました。プログラムを実行し、数値やプログラム内容を少し変更して再挑戦することで、プログラミングの動作をより深く理解していただきました。それぞれのチームで、プログラムの仕組みを確認し、授業でどう活かすかを話し合いながら実習が進みました。
特に、事前に用意したプログラムファイルが、そのまま使える形で提供されたことが先生方に好評でした。これまで、授業でプログラミングを取り入れる際に、時間や心理的なハードルが高かったこともあり、こうしたサポートが現場で非常に役立つと感じていただけたようです。
先生方の前向きな姿勢が教育の未来を支える
研修の中で感じられたのは、2年目に入ってから先生方の前向きな姿勢と積極的な表情です。昨年の研修を通じてドローンプログラミングへの理解が深まり、教育に対する新たな取り組みへの期待感が増していることを実感しました。私たちも先生方から多くの元気をいただき、今後の授業展開にさらに期待が高まりました。
今後の展望:出前授業から現場での実践へ
10月からは、各学校に出向いて出前授業を実施予定です。前回の研修を活かし、今回は学年別により踏み込んだ内容のドローンプログラミングを、小学生や中学生の子どもたちに体験してもらいます。この研修が各学校での実践に結びつき、先生方が独自に授業を進められるようになることを目指しています。
まとめ
今回のかつらぎ町での先生研修は、ドローンプログラミング教育を現場に取り入れるための大きなステップとなりました。「CoDrone EDU」を使用することで、プログラミングがより身近になり、先生方の自信を深めるとともに、子どもたちに新しい学びの機会を提供する準備が整いました。今後も、ドローンを使った教育の可能性を広げ、より多くの子どもたちが未来のスキルを身につけられるよう取り組んでいきます。
Comments