【2026年】プログラミング用ドローンのおすすめ!選び方も解説!
- 1月1日
- 読了時間: 8分
更新日:2月15日

ドローンを使ったプログラミング学習とは?
近年、ドローンを活用したプログラミング学習が教育現場で注目を集めています。
「なぜドローンなのか?」
「どの機体を選べばよいのか?」
そうした疑問をお持ちの教育関係者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ドローンプログラミングの魅力と、導入目的に応じた機体の選び方について整理します。
目次
ドローンを使ったプログラミング学習が人気の理由!

「STEAM教育(スティームきょういく)」との親和性が高い
ドローンプログラミングは、Science(科学)Technology(技術)Engineering(工学)Arts(芸術)Mathematics(数学)
を横断するSTEAM教育と非常に相性が良い学習ツールです。
飛行制御には物理や工学の理解が必要となり、プログラミングを通じて論理的思考力や表現力も育まれます。座標制御やセンサー活用は、数学的思考やデータ活用とも直結します。
小学校での必修化、そして高校「情報Ⅰ」へ
2020年度より、小学校でプログラミング教育が必修化されました。
さらに、高校では2022年度から「情報Ⅰ」が必履修科目となり、
アルゴリズム
プログラミング
データ活用
情報社会の問題解決
といった内容が本格的に扱われています。
しかし現場では、
教材不足
指導ノウハウの不足
実践的な題材の不足
といった課題もあります。
ドローンは「動き」が見える教材であるため、抽象的になりがちなアルゴリズムや条件分岐、反復処理の概念を、具体的な体験として理解させやすい特長があります。
小学校での興味づけから、高校「情報Ⅰ」での実践的な学びまで、段階的に活用できる点も魅力のひとつです。
教育現場においてドローンを使ったプログラミング学習の4つのメリット!

視覚的に理解できる
コードを書き、実行すると、ドローンが空間で動く。
この即時フィードバックは、生徒の理解を大きく促進します。
需要の高い最新のものの組み合わせ
ドローン技術は急速に進化しており、プログラミングスキルも今後の社会においてますます重要になっています。ドローンプログラミングを取り入れることで、生徒たちはドローン操作の技術とプログラミングスキルを同時に学ぶことができます。これは、最新の技術を駆使しながら将来のキャリアに有利なスキルセットを築く上で大変価値があります。
成功体験を作ることができる
ドローンを空に飛ばすという行為は、生徒にとって非常に魅力的です。彼らが自分で書いたコードによってドローンが正確に動くと、達成感と自信が湧き上がります。これは、学習意欲を高め、新しいことに挑戦する勇気を育む上で非常に重要な要素です。そして親御さんも子供の成長が見れて、応援しやすくなります。
教育機関の差別化につながる
ドローンプログラミングは、近年導入校が着実に増えてきています。実際に全国で100校を超える教育機関に導入されるなど、少しずつ普及が進んでいる分野です。
その一方で、まだ一般的とは言えない取り組みであるため、先進的な教育への姿勢として評価されやすい側面もあります。探究的な学びやICT活用の具体例として、保護者や地域からの関心も高まりつつあります。
プログラミング用ドローンの選び方!
プログラミングドローンを比較する際のポイント

ドローンが対応しているプログラム言語
プログラミング用ドローンを選ぶとき、まず確認したいのは、使えるプログラミング言語です。どのプログラミング言語を使えるかは期待によって違うのでまず確認。初学者には、ドラッグ&ドロップでコードを組み立てることができるScratchやBlocklyのようなビジュアルプログラミング言語がピッタリ。また、少し経験を積んだ子供たちにはPythonがおすすめ。Pythonは、わかりやすく、業界でも広く使われている言語なので、これで子供たちはコードがどう動作するのかを視覚的に理解しながら、実践的なスキルも学べます!
授業の流れを止めない利用時間
飛行時間や利用できる時間は意外と重要!授業やワークショップでドローンを使う場合、バッテリーが途中で切れてしまったら大変。ドローンの飛行時間と利用できる時間をチェックするといいでしょう。
対応しているデバイス
プログラミング用ドローンは、タブレットやPCと連携して使います。そのため、学校や教室で使っているデバイスとドローンが互換性を持っているかを確認しましょう。これで、余分な機材を揃える手間が省けます。
プログラミングに対応したおすすめのドローン!

CoDrone EDU

教室教育に特化したドローン。USBケーブルをコントローラーに接続し、PC上で一つのボタンを押すだけでドローンとのペアリングが可能です。さらに、混線の懸念を排除するため、Wi-Fiを使用せずに接続を行います。
そして、持続可能性を重視した設計により、モーター、プロペラ、プロペラガードの部品交換が可能となり、ユーザー自身がメンテナンスを行うことができます。これにより、使い続けることができ、修理待ちで使えないなどの問題を減らすことができます。
最も注目すべき点は、プログラミングの最中にバッテリーが消費されないという特性です。これまではプログラムを作っていると、いつの間にか電源が切れてしまうなど手間がかかりました。しかし、このドローンは実行しているときだけがバッテリー消費となるため、1~2本のバッテリーで長時間のプログラミング学習が可能になります。これにより、煩わしいバッテリー交換を減らし、効率的な学習が可能です。
製品名 | CoDrone EDU |
メーカー | Robolink(米国) |
販売代理店 | HDL合同会社 |
本体寸法(幅×奥行×高mm) | 124 x 138 x 35 |
発売日 | 2022年 |
重量 | 57g |
対応言語 | Blockly・Python |
対応デバイス | Blockly:Chromebook, MacBook, Windows Python:MacBook, Windows |
最大飛行時間 | 8分 |
最大飛行距離 | 50m |
最大速度 | 9km/h |
充電時間 | 40分 |
電源 | 充電式バッテリー(着脱式) 530mAh 3.7V |
通信方法 | Radio Frequency (RF) 2.4GHz |
特徴 | ■ブロック式プログラミングとPython言語にてドローンの飛行を制御 ■コントローラーとドローンにおいて、光や音のプログラムが可能 ■液晶ディスプレイでリア |
Tello EDU ※2026年2月現在廃番

専用のTello EDUアプリをダウンロードすることで、すぐにプログラミングを始められるのが特徴。プログラミング言語も「Scratch」「Python」「Swift」の3種類でバランスのいい機体です。
スマートフォンで利用できるのも大きな特徴です。
製品名 | TELLO EDU |
メーカー | DJI社(中国) |
本体寸法(幅×奥行×高mm) | 98×92.5×41 |
発売日 | 2018年11月14日 |
重量 | 80g |
対応言語 | Scratch / Python / Swift |
対応OS | iOS10以上 Android4.4以上 |
最大飛行時間 | 13分 |
最大飛行距離 | 100m |
最大速度 | 8m/s |
電源 | 充電式バッテリー(着脱式) 1100mAh 3.8V |
通信方法 | 2.4GHz 802.11n Wi-Fi |
特徴 | ■ブロック式プログラミングとSwift やPyhtonでも可能でドローンの飛行を制御 ■カメラ搭載 本体内蔵のカメラで写真や動画を撮ることができます。 ■分岐のプログラムにも対応 ミッションパッドの画像認識により、動作に分岐のプログラミングを組み込む ことが可能。 |
Hula-JP

Hulaは、ブロックプログラミング対応/Python API対応/AI画像認識機能/カメラ搭載 など、先端技術体験に強みがあります。
特に、AIや画像処理といった分野に興味を持たせたい場面では、魅力的な選択肢のひとつと言えるでしょう。
製品名 | Hula-JP |
メーカー | 高巨創新(中国) |
販売代理店 | 株式会社レッドクリフ |
重量(バッテリー、プロペラ含む) | 94g ±2g |
重量(バッテリー、プロペラ、プロペラガード含む) | 100g ±5g |
最大離陸重量 | 120g |
機体サイズ | 189.3mm × 184.6 × 52mm |
最大飛行時間 | 9〜10分 |
耐風性能 | < 3レベル |
ポジショニング方式 | オプティカルフロー および QRコード |
ポジショニング精度 | オプティカルフロー:水平 ±20cm、垂直 ±10cm QRコード:水平 ±5cm、垂直 ±6cm |
最大傾斜角 | 20° |
最大水平飛行速度 | 3 m/s |
最大上昇飛行速度 | 1.2 m/s |
最大下降飛行速度 | 1.0 m/s |
最大飛行高度 | 10 m |
最大通信距離 | 50 m |
通信用周波数帯 | 2.4 GHz |
フルカラーLED | 最大 1.5 W |
動作温度 | 0〜40℃ |
目的によって選び方は変わります
ドローン名 | 特徴 | 向いている用途 |
CoDrone EDU | 教育設計・大会接続・安定運用 | 学校導入・継続授業 |
Hula-JP | AI・カメラ体験 | 先端技術体験 |
プログラミングドローンは、どれが「一番良い」というものではありません。大切なのは、何のために使うのかという目的です。
たとえば、
体系的な授業の中で継続的に活用したいのか
探究活動や発表の機会まで見据えて導入したいのか
先端技術体験としてAIや画像認識に触れさせたいのか
目的によって、選ぶべき機体は変わります。
CoDrone EDUは、機能面だけでなく、教材やレッスン素材が豊富に用意されている点も特長です。Blockly/Python両対応のチュートリアルや教師用指導案、段階的なカリキュラムが整備されており、授業設計の負担を軽減しながら継続的な活用が可能です。
また、国内外で開催されているドローン競技大会にも活用されており、学びを実践の場へと発展させやすい環境が整っています。国内大会の一例として、教育現場と連動した「ドロカツ大会」などが開催されています。
一方でHula-JPは、AI機能やカメラなど、先端技術体験を重視する場面で魅力を発揮します。画像認識や最新技術への興味づけを目的とする場合には、有力な選択肢のひとつと言えるでしょう。
それぞれに特徴があるため、導入目的に合った選択をすることが重要です。
学校導入をご検討の方向けの詳細比較はこちら
本記事では主に機体スペックや基本的な違いを整理しましたが、年間授業としての運用設計や情報Ⅰ・探究との接続を前提にした比較については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶︎ 学校で使えるドローンプログラミング教材の選び方【2026年版】


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